カナダは東海岸,NBのFrederictonに留学中のMiyuの日記。日々の出来事、カナダ・留学について。


by chassy
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骨探し in 雪・雨・氷 -そしてウチらはMだった。。。。。-

昨日はFinal前&ペーパーDue前にも関わらず
Forensic Osteology(法骨学)最後のAssignmentの為に
FreddyのRCMP本拠地、J-Divisionに行ってまいりました。
RCMPってのはカナダの連邦警察のこと。
わかりやすく言えば、そしてめちゃくちゃカッコ良く響かせれば
アメリカのFBI(連邦捜査局)みたいなもん・・・かな?
国の警察として世界に派遣されたりするし
SWATなんかも一応あるらしい・・・(←超出番なさそう
私の中のRCMPのイメージは赤い制服着てパレードで歩いてる
平和そのものな姿だけですが。
一応マップル君の就職希望先。


えにうぇい。
最後の課題はJ-Division裏の森でのField Work。
法人類学者が現場に呼ばれた時
どのような手順で骨を見つけて採取までにいたるのか?っていうテーマで
Moiraが事前にそれぞれのグループの担当Areaに
動物の骨を15個ばら撒き(さすがに今回は人骨ではない・・・
それを正しい手順で探し出してレポートを書くのが今回の課題。
カナリ実践的。まぁ実践的っていってもこれから一生用なさそうだけど・・・笑。

法人類学者は季節や時間を選ばず現場に駆けつけなければいけない!!!!!

・・・ということで、当日雨だろうが雪だろうが
天候による延期/中止はナシと脅されていた私たち。
ちなみにこの日の天候:曇り/晴れ 最高気温5℃。

ここまで聞くとたいしたことなさそうだけど
前夜降ったみぞれ&雨のせいで森の木は全て樹氷で覆われていて
地面には雪が積もってる・・・
気温が上がるにつれて樹氷の氷はみるみる溶け

氷と冷水が!!!!!

晴れなのか曇りなのか雨なのかわからないようなカンジで
ずぶ濡れつつも休憩もほとんどとらず作業すること4時間
他のグループがホイ②いとも簡単に骨を見つけていく中
全く骨が見つからなくてイライラだけがたまってくウチら。
(後にウチのグループのsceneが一番toughだったとMoira談・・・)
4時間後終わった頃には手足の感覚なくて全身びしょ濡れの泥だらけ。

Field workの後はMallでマックでも食べて図書館でペーパーしよう~
なーんて最初は考えてたのに全然それどころじゃなくて
即効帰って即効シャワーに入りました。
この忙しい時期にこのAssignmentありえない!!!
あの後みんな風邪ひいたって全然おかしくない状況。。。
Final前なのにーーーーーー
ま、今日の時点でなんともないのでなんともないので平気だと思うけど・・・
とにかくこんなにも凍えることは後にも先にもないだろうってくらい寒かった><


でもこのAssignmentを通して改めてMoiraすごいなって思う。
Moiraはいつでもどこでも呼ばれたスグに飛んでいって
真冬でも一日中外で作業しなきゃいけないんだもん。
ちなみにMoira若くありません。
MTLにもいるおばあちゃんです。60は越えてると思う。
いつも孫に会うためにモントまで一人で8時間運転したりもしてるし
こんなパワフルなおばあちゃん見たことない。

んでもってMoiraおばあちゃん、やさしいけど厳しいんです。
授業はさらっとさわりしか教えてくれず
“後は自分の努力と経験で覚えるの!!それが勉強よ!!!
 あなたたちはみんな頭がいいんだから出来るわ!!!”とだけ。
あるときは
“その部分の骨は欠けてるでしょ?!これじゃ推測以外に出来ないわ!
 この書類はLegal documentなの。
 推測なんてしたら裁判の証言台で徹底的に叩かれるわよ!!!”

・・・とかいいつつまたあるときは
“その部分の骨は欠けててもある程度のestimateはできるでしょ?!
 どうしてdecision tableに入れないの!”

と主張。(汗
毎週のAssignment、みんな10時間近くLabにこもって仕上げても
B以上の評価をもらえる人はほとんどナシ。
おまけにこのtoughなField workで凍えてぼろぼろな私たち。。。。。。。
・・・・・・・にも関わらず、
来学期のForensic Anthropologyのコースはみんな取りたいっていう。
今学期よりもtoughだと脅されているにも関わらず。
(サマーセッションでこのクラスを取った人はみんな“Labに住んでた”と専らの評判)
みんなMoiraの厳しさにしり込みしつつもやっぱりこのクラスが好き。

あぁ、みんな実はすっごいMかも・・・・・・・

なーんて、思わず寒空の下で思ってしまったMiyuでした。




p.s. 私の大好きなパトリシア・コーンウェルのDr.スカーペッタシリーズにBody Farm(邦題:死体農場)ってのがあるんだけど、死体農場は実際にアメリカに存在する施設。んで、そこで責任者として小説で出てくる法人類学者Dr. Bassも実在の人で彼は今世界一って呼ばれる法人類学の権威。Moiraは彼から法人類学を学んだらしい。“努力と経験で学ぶ”方法は彼の指導方法と同じなんだとか・・・(Moira曰くDr.Bassのが全然厳しい!との事ですが)。MoiraからDr.Bassの話を聞いて、後にコーンウェルの小説の中に出てきた人と同人物って知ったときはちょっと感動した☆でも彼、ちょっと(?)Racistで彼の本には人種の分類が(White/Negro/Indian)ってなってるんだよね(版を重ねた現代版でさえ!)。ちょっとガッカリ・・・・(ちなみにカナダの法人類学ではRaceという言葉は使わずにOriginだとかAncestryって代わりに呼ぶ。分類もEuropean, African, Asian)
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by chassy | 2006-12-03 12:36 | Life